なぜステップ後の一歩の加速が速いのか。
ども、ヒッチです!!!
昨日のブログ「ステップは○○○から着地する」
では拇指球派のステップは速く動くと書きましたが、実はニュージーランド式ステップも
相手をコミットしてからの一歩の加速が速いのです。
それはクーパーやショーン・ジョンソンなどのステッパーをみていただければわかると思います。
なぜ一歩目が速いのか!!
それはステップ後の一歩目の足の着き方がキーファクターに♫
着き方を伝える前に、まず知っておいて欲しいことはニュージーランド式派と拇指球派とでステップ後の
アクセル足の使い方が違うということ。
ニュージーランド式は着地した足と逆の足でアクセルします。なのでブレーキとアクセルを別々で行います。
※実際は着地した足でもアクセルの割合が少しありますが、ここではわかりやすくするため別々と書いています。
それに対して拇指球派は着地した足と同じ足でアクセルします。
※拇指球派が悪いわけではないのでご注意ください。
この違いがニュージーランド式ステップのステップ後の一歩目の速さを生み出しています。
ではその一歩目をどのように着いているのか。
右足でステップを踏み、その次に
左足で加速します。この時足の着く位置がキーファクターです。
どこについているかというと。お尻の真下に着きます。
※アクセル足を着地した真上に重心を速くもってくる。
なぜ、お尻の真下につくのかというと
スネが地面に対して倒れやすくなるからです。
スネが前傾すればするほど身体が前傾し、前へ進みやすくなります。
陸上のクラウチングスタートの状態をつくれるイメージです!!
100m走のクラウチングスタートをイメージしてください。
スネが地面に向かって倒れてますね。そして前に出している足で力強く蹴り出し、
スタートしていると思います。
※スタンディングスタートだと一度後ろ足で蹴り出し、その後前足に重心を移動して蹴り出すといった
ひと手間が入り、遅くなる。
一度ステップではなく、陸上スタートで試してみるとわかりやすいと思います。
左足で蹴り出した時にはしっかり前傾になり、→の方向へ動き出している。
実際のステップはこちら
そしてステッパーのクエード・クーパー選手も!!
右足でステップしたあとに
アクセル足をお尻の下に着き、
スネが倒れ、身体が前傾になるので、ステップ後の一歩目が速くなります。
DFとしてはコミットさせられて、かつ一歩目を速く動かれたらたまったもんじゃないですね♫
でもそれが可能なのがニュージーランド式ステップ!!
ぜひお試しください♫
前回の記事はこちら
ステップは○○○から着地する
Nara Hideのニュージーランド式ステップを動画でも学べます。
★初級編パック
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3096
初級編
レッスン1 「間合い」 ~自分の間合いを図る方法がすぐわかる~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3158
レッスン2 「身体の使い方」 ~3つのポイントでステップがかわる~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3159
レッスン3 「コミット&チェンジオブペース」 ~ステップの効果が増幅~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3160
★上級編パック
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3097
上級編(別途コース選択必要)
レッスン1 「チェンジオブペース ジャンプ」 ~ジャンプすることの驚くメリットが・・・~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3161
レッスン2 「チェンジオブペース グース」 ~マジックのようにDFの足が止まるグース~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3162
レッスン3 「グースステップ」 ~ あこがれのオールブラックススター選手のステップが自分のものに~
https://manebi.jp/ja/course-view-details/3163
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