タッチラグビー
タッチラグビーとは
タッチラグビーとは、スクラム、タックル、ラインアウト等激しいコンタクトプレーをなくし、タックルをタッチに置き換えたラグビーの姉妹的スポーツです。
【ルール】
1.2チームに分かれ、トライ数が多いチームが勝ちとなる。
2.フィールドのサイズのサイズ 縦70m×横50m
3.1試合の選手登録は最大14名で、フィールド上には各チーム6人の選手が立つ。
4.選手交代は決まった場所からであればいつでも自由にできる
5.キャプテンがトスをして、勝ったほうがハーフライン中央からタップでスタートする。
6.アタックチームはルール上の他の反則がおきて攻撃権が変わらない限り、6回タッチを使うまたはタッチをされることができる。
7.もし、アタックチームがボールを地面に落とした場合は攻撃権が変わる。その際のスタートはロールボールとなる。
8.ボール保持者はタッチをされるまで、走るまたはボールを横OR後方にパスすることができる。
9.ボール保持者がボールを前方へパスした場合は”フォワードパス”というペナルティとなる。
10.ボール保持者がタッチされた後にパスをした場合”タッチ&パス”もしくは”レイトパス”というペナルティとなる。
11.マーク上でのタップはペナルティの際ペナルティを犯していないチ ームが行う。その際ディフェンスチームはマークから10m下がらなければならない。
12.ボール保持者とディフェンスとの間で身体の一部もしくは身に着け ているものにコンタクトが起きた際、タッチとなる。また原則タッチは最低限の力でする。
13.タッチされたボール保持者はタッチされた場所でロールボールをする。ロールボールとはボールを両足間の地面に置き、またぐこと。
14.プレーヤーはタッチが起きない限り、ロールボールをすることはできない。タッチをされていないのにロールボールをした場合はペナルティとなる。
15.プレーヤーはロールボールをタッチをされたマークで行わなければならない。さもなければペナルティとなる。
16.ロールボールされたボールを拾うアタックをハーフという。ハーフは走ることもパスすることも可能。
17.もしハーフがタッチされた場合は攻守交替となる。その際タッチされたマークでロールボールでプレー再開する。
18.ロールボールでプレー再開の際、ディフェンスは全員マークから5mさがらなければならない。
19.ディフェンスがロールボール5m、タップ10m下がらなかった場合は ペナルティが課せられる。
20ボール保持者がスコアライン上または越えて、ボールを地面につけた際トライとなる。1トライ1点となる。
競技ルールはこちら→http://www.japantouch.jp/referee/rule
タッチ用語はこちら→http://www.japantouch.jp/referee/words
【タッチラグビーの発祥】
1960年代、オーストラリアでラグビーリーグ選手のウォームアップ用として始められたとされ、簡単な競技方法から、次第に競技人口が拡大して行った。現在、オーストラリア(現地では主に「タッチ・フッティ (Touch Footy) 」と呼ばれている)、ニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、欧州各国等で広く競技されている。日本では1989年、口元周策により紹介された。Mixed,Mens,Womens,Over30等に分けられ試合が行なわれる。また、サッカー等と同様に4年に1度World Cupが開催される。2003年のWorld Cupは日本(埼玉県熊谷市)で行なわれ、Mixed openで第3位に輝いた。また全国各地でタッチラグビーの公式試合がある。「JAPANカップ」、「関西大会」、「関東大会」、「学生選手権」など多数開催されている。基本的には社会人チームと学生チーム混ざって試合をしている。